石碑17震災紀念之碑(可児市東帷子 福田寺)

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濃尾震災を伝える施設・石碑

石碑17震災紀念之碑(可児市東帷子 福田寺)

 

石碑17震災紀念之碑(可児市東帷子 福田寺)

[碑文]

 (題額)
  救済致福
 (正面)
震災紀念之碑   従三位勲三等小崎利準題額
明冶二十四年十月二十八日午前六時、濃尾越三州地大震古来未曾聞焉、可児郡帷子村亦罹其災、其惨状也始如百雷之発而動揺迅激、瞬息之間山崩川涸、地盤裂家屋倒、村之東有白山峰、忽陥落為凹十丈、而其渓畔之低田俄突起為山形、不亦奇哉、其他崩山二百餘處、数埋川四處、堤防決壊七百五十間、道路毀損千二百五十間、田圃居處為荒地者七十二町六段三畝二十二歩、寺院校舎人民家屋全潰半潰合算三百八十五戸、為潰屋壓死者六人、為崩山埋死者三人、負傷者十人、而一村為之咸沈淪苦境、営斯時我明聖英武天皇陛下、仁恩優渥下賜金員其他国庫、県庁及諾邦有志者蒙救助義恵、其金凡一万千九百八十七円、且両回辱有勅使之巡撫、遂建村役場築小学校舎、置高等尋常両科、今也村民漸将至安生勉業之域、因為紀念茲立此碑
  明治二十八年六月
     岐阜県華陰山人神谷道三撰文
     東濃石泉茶士 玉木良之助書
 

[所在地]

可児市東帷子2195-1 福田寺

 

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