災害アーカイブぎふ へ ようこそ!
ごあいさつ
岐阜県では、過去にいくつもの災害が発生しています。
岐阜県の災害といえば、1891年(明治24年)10月28日濃尾地震が有名です。
しかし、この100年以上前の地震について、私たちはどれだけのことを知っているでしょうか?
あなたが住んでいる町の50年前の災害を知っていますか?
ある中学校の防災授業で、50年前に発生した災害を生徒に尋ねたところ
手を挙げたのは、クラスでたったひとりでした。
そうなんです、災害の記憶や記録は、すぐに忘れ去られ、50年もすると、
人の記憶からは消えたり、語り継がれることなく消えてしまいます。
先人が体験した災害の記録は大変貴重で、後世に伝え、残すことが重要です。
災害アーカイブぎふでは、貴重な災害資料を後世に残し、この災害資料を用いて
防災・減災教育に活かしていただきたいと考えます。
災害アーカイブぎふプロジェクト
お知らせ
国立国会図書館の東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」と連携しました。
「明治24年(1891)濃尾震災を学ぶ」で、震災を今に伝える石碑の紹介を公開しました。
ぼうさいこくたい2023のイグナイトステージで発表します
[お知らせ]公開資料を大幅に拡充します
[お知らせ]ホームページが表示されない期間があります
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岐阜県では、これまで様々な災害が発生し、多くの人々が被害を受けました。
ここでは、岐阜県内で発生した代表的な災害を紹介し、eコミマップで当時の写真などを見ることができます。
<水害>
伊勢湾台風
昭和34年(1959)9月26日の夜に、岐阜県を縦断した台風15号による風水害です。
被害は三重県や愛知県で大きかったのですが、岐阜県内でも各地で被害があり、104名の死者・行方不明者がありました。
9・12豪雨災害(安八水害)
昭和51年(1976)9月12日に、台風17号の接近に伴う集中豪雨で、安八郡安八町大森で長良川の右岸堤防が決壊した水害です。
被害は安八町や墨俣町のほぼ全域が浸水し、水防活動をしていた区長1人が死亡し、3536世帯が床上浸水がありました。
<土砂災害>
8・17災害(飛騨川バス転落事故)
昭和43年(1968)8月18日未明に、集中豪雨により、加茂郡白川町地内の国道41号線沿いの斜面で発生した土石流が観光バス2台を押し流し、飛騨川に転落させた土砂災害です。
被害は、転落したバスの乗客など104名が死亡するとともに、転落現場から下流の加茂郡川辺町など広い範囲で土砂流出などがあり、118名が死亡しました。
47・7豪雨災害(東濃地方の土砂災害)
昭和47年(1972年)7月9日から降り始めた雨が12日夜半から13日未明にかけて集中的な強雨となり、とくに東濃地方で多くの被害をうけた土砂災害です。
瑞浪市陶町や隣の明智町では、中小河川の氾濫、山崩れ、崖崩れ等が発生し、27名が死亡しました。
<地震>
濃尾大震災
明治24年(1891)10月28日午前6時37分に、本巣郡根尾谷を震源とするマグニチュード8.0(世界最大級)の内陸直下型地震が発生し、岐阜県美濃地方から愛知県尾張地方にかけての地域を中心に、猛烈な地震が襲った災害です。
被害は、建物倒壊・鉄橋崩落・堤防崩壊・山地崩壊などで、全国で7273名が亡くなり、岐阜県では88000戸以上が全壊・半壊・全焼・半焼などの被害を受け、4889名が死亡しました。
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